本記事は3年前の私に向けた記事です。
本記事の内容
- 時間の攻略法は「目的から逆算する」
- 「目的から逆算する」を継続する方法
時間の攻略法は「目的から逆算する」
大前提をお伝えします
忙しいは言い訳
バイデン大統領や安倍元総理のスケジュール(以前まで公開されていた)を載せます。彼らは1分単位のスケジュールを365日こなしています。さらに、決して若く体力があるわけでもありません。要は「忙しい」と感じた際「本当に1分単位で忙しいか」を考え直すと「意外と忙しくない」という結論に多くの方が行き着くのではないでしょうか。
タイムマネジメントに自信がない方は、まず時間感覚を見直してください。
時間感覚のレベルを引き上げよう
重要なことは「成果を出す」ではなく「最短で成果を出す」であるため、「計画を立てる」という言葉が生まれたのです。
とはいうものの...やはり「今あるタスク」の優先順位が分からず「計画をなかなか立てられない」や「計画通りいかない」と悩む方もいると思います。
そんな方は「タスクと期日」をセットで考えてましょう。期日があることで緊急性が見え、「緊急性 + 重要性」から「優先順位」をつけられます(方法は後で書きます)。
そして「優先順位をつける癖」 → 「優先順位をつける習慣」にしましょう。
習慣がすべて
マインドセットはこれで最後です。3年前の自分に向けて書いた為つい熱くなってしまいました。m(__)m
最後に、アリストテレスの言葉を載せます。
「我々自身は繰り返し行っている行動により作られる。したがって、優秀さは行動ではなく習慣によるものだ。」
4STEPで計画を立てよう
Step1 : あなた自身の価値観を把握Step2 : あなたの人生の目的(大まかでOK),目標を把握し「主体的な課題」を見出す
Step3 :「主体的な課題」を元に「1週間の予定」を把握
Step4 :「1週間の予定」を元に今日明日のタスクの「優先順位付け」
優先順位をつけよう
Step1〜Step3はこの記事に書きました。
Step4:今日明日のタスクの優先順位付け
3位:緊急度が低いand重要度が高い | 1位:緊急度が高いand重要度が高い |
4位:緊急度が低いand重要度が低い | 2位:緊急度が高いand重要度が低い |
②と③が逆の表もあります。しかし、下の例を踏まえ、ここでは上の優先順位としました。
ある医者がいます。さて、「今処置をしなければ死んでしまう他人」と「6月以内に処置をしなければ死ぬ可能性の高い家族」どちらを先に処置すべきでしょうか?私は「今死にかけの他人の処置」が先だと考えた為「重要でないかつ緊急 > 重要かつ緊急でない」の順位にしました。これは人によるかもしれません
「目的から逆算する」を継続する方法
ちょっとしたコツです。
まずは、上に書いた方法で「優先順位をつける習慣」をつけましょう。下はプラスαです。
- その①:目的をみなおす
- その②:目標と現状のギャップをかくにん
- その③:継続できなかったらペナルティ
その①:目的をみなおす
「目的から逆算する」をしても「継続できない」場合は目的の設定がそもそもずれている可能性が高いです。目的設定については「人生の目的の見つけ方」をこちらの記事にわかりやすくまとめましたが、一応下にも短く書きます。人生の目的から目の前の目標を逆算し再設定できるはずです。
なぜ「目的をみなおす」=「人生の目的を考える」なのか
どんな人も本質的な目的は「自分が幸せになること」で、その手段として「家族の幸せや自分の野望,お金」があり、「自分が幸せになる」為にはどんな手段であれ「その手段から逆算し目標を決める」方が最短で幸せになれると考えたからです。(←持論です)目先の幸せを考える生き方の場合も、人生の大まかな目的がある方が「1つの行動に対する継続力」があります。なぜなら、その行動が「人生の目的 = 幸せ」に繋がっていると知っているからです。
「私は目先の幸せを追ってきた人間ですが"小手先の努力"は"その努力が心から好きで夢中な人"に到底勝てないことを知り、自身の幸せを考えなおした結果逆算思考に切り替え中です」
私は「幸せな状態」 = 「自分が楽しく没頭できる行動が、他人も楽しませ大衆からも求められる状態」だと考えています。
そのためには「楽しくて没頭できること」を「人を楽しませ、大衆から求められる」レベルまで妥協せず突き詰める必要があります
ではそのレベルに到達させる為には何が必要か。2つ考えることがあります。
- その① : 「今楽しいことは没頭するほど楽しいか?」 ↓(当てはまるなら)
- その② : 「それは人を楽しませ、大衆が求めることになりうるのか?」
どちらか一方でも当てはまらない場合は「直感的に楽しそうだと感じる行動をとにかく真似する」です。
例
①しいてゆうなら音楽聞くことは好きだし楽しい。 → ガレージバンドで音楽つくってSNSで発信してみる(してる人を徹底的に真似る)
②飲み会が好きだ。 → バイトや会社でお金を貯め、自分好みのバーを作り友人を呼ぶ(大衆から求められてない(=需要ない)と詰む)
行動量に比例して「これって楽しいかも」と感じる瞬間も必ず増えます。
情熱が行動を生む、行動が情熱を生む
その②:目標と現状のギャップ
さて、最適な人生の目的,目標がきまりましたか? 次は「目標と現状のギャップを埋める」ため、課題を考えるフェーズです。
目標を叶えるために、どんな課題があるか、今のどんな現状が問題なのか「目標 ・ 課題 ・ 問題 ・ 現状」を具体的にイメージしましょう。
その③:継続失敗したらペナルティ
最後にこれは私が実際にやっていた方法ですが「継続できた時のご褒美」・「目標達成できたときの飲み会」をモチベーションにするのではなく、「継続できなかった時のペナルティ」・「目標達成できなかったときのペナルティ」を考えることです。
『損失回避バイアス』とは、「多くの人にとって『利得の喜び』と『損失の悲しみ』を比べると、後者のほうが大きく感じる」という人間の特徴のことだ。 2002年のノーベル経済学賞受賞者で行動経済学の先駆者であるダニエル・カーネマンらによって提唱され、その研究によれば『損失の悲しみ』は『利得の喜び』の2倍以上とされている。
引用元
これは、株や仮想通貨を経験された方ならイメージしやすいと思いますが、利確より損切りの方が心理的不安が大きいのです。要は、目標達成できた時の褒美より目標未達成のペナルティを自分で設定することが有効だと考えます。